命日で温養・養生を考エル

4年目。

時間がかかりました。

 

ようやく

落ち着いて振り返ることができます。

4年前に亡くなった姉のことを。

 

あっという間でした。

彼女が逝ってしまったのは。

 

健康診断で異常が発見され検査した結果

乳がんだと判明してから。

わずか9か月後のことでした。

 

50歳です。

まだまだこれからですよね。

彼女の人生。

 

やりたいことたくさんあったと思います。

 

親孝行も家族との楽しいことも

彼女の中にはtodoリストが

あったはずです。

 

それが、ほんの数ヶ月で

閉じてしまうんです。

 

悔しかったと思います。

不安だったと思います。

残していく彼女の家族のことを思うと。

 

彼女の病気のことを知ってから、

何か役に立つものはないか

本を漁りました。

 

いくつかの本に赤線を引いて

彼女に送りました。

じっくり読む時間がなければ

せめて必要な箇所でも

読んでもらえればと。

 

最後に彼女に会ったのは

亡くなる2週間前でした。

祈るように受けた手術の4日後です。

 

その時彼女は一生懸命

病院のお昼を食べていました。

生きるために、生きる希望を持ちながら。

 

忘れません。

別れる時の彼女の顔を。彼女の表情を。

不安と少し悲しみが宿る目を。

 

「人は死ぬ」ということが

改めて心に刻み込まれました。

二度と会うことはないということを。

残される者の悲しい時間も。

 

彼女の死は

養生、温養を広めなければと思った

大きな理由の一つです。

 

突然にきます。

当たり前と思っていた毎日や

生活が閉ざされてしまうことが。

 

それを防ぐことはできません。

 

でも、なるべく遠くに

なるべく遅くに訪れるようすることは

できると思います。

 

それは、当たり前にくる毎日の中で

カラダを整えていくことを

繰り返し続けることで

可能になると思います。

 

それが、温養・養生です。

 

近道はありません

でも自分の意思で行うことが

できるものです。

 

それまでなんでもなかった3月5日が

特別な日になりました。

 

この日は温養・養生について

考える日です。

 

姉との思い出を振り返りながら。

 

今回も読んでいただき
ありがとうございました。(人”▽`)☆

◇本Blogの内容は、個人的見解を記述しています。ご紹介した内容は、個人差があり、何かをあるいは品質を保証するものではありません。お読みいただいた方々が、ご自分にあった養生方法を見つけていただければと思います。