呼吸法がいい!
と聞くと、何か万人に効く正しい呼吸法が
あると想像しませんか?
でも本当は、そんなことないんですよね。
これだけでいいという
絶対的な呼吸法はなくて
その人の状況に合わせた方法を
行うのが一番。
なのでどんな呼吸法があるのか
自分に合う呼吸法はどんなものか
どんどん試すのがいいと思っています。
先日、興味深い呼吸法を
本で紹介していました。
それは、呼吸に色をつけて
息を水にたとえて映像感覚で
呼吸をするというものです。
名前は喫水線呼吸。
吐く息は皮膚全体から
金色の光になって出て行き
吸う息は水色をしている。
自分のカラダを容器と見なし
息を吐く時は全身に満ちている水が
頭から足までゆっくり下がって行く。
息を吸う時は、足から頭へと水が上がって行く。
この間、息を映像感覚でみている。
呼吸法は、吐いて吸っての単縦な動作なので
気が散りがちです。
言葉が浮かぶと考え始めてしまいますが
映像だと集中しやすくなります。
さらに、カラダの中を動く喫水線は
胃、腸、腎臓といった
臓器を通るので
気が臓器に集まり活性化につながります。
色と映像で呼吸を追っていくというのは
面白い発想ですよね。
少し試してみましたが、不思議な感覚です。
しばらく続けてみようと思います。
今回も読んでいただき、
ありがとうございました。(人”▽`)☆
<参考図書:息の発見 五木寛之 玄侑宗久>