処暑が過ぎました。
「処」は来てとまるという意。
夏の峠が過ぎた頃のはずですが
いまだ猛暑の日が続いています。
それでも朝、夕になると、虫の音が耳に届きます。
蝉の声と虫の音の混在。
耳をすましていると、心が彷徨いはじめます。
過行く夏と近づく秋の気配。
季節の移ろいはさみしくもあり、たのしみでもあり。
その中でも夏から秋への変化は
1年の中で大きな変わり目に思います。
陽から陰へ。
明るい外向きの気持ちから
少し落ち着いた内向きな気持ちへ。
自分を振り返るにはよいタイミングのようです。
何をしたか、何をしなかったのか。
どうしたいのか、どうしたくないのか。
毎年同じように思える季節の変わり目は
毎年違うはずの自分と向かい合える時です。
今年の夏はどんな思い出が残りましたか?
そしてどんな秋の始まりになりそうですか?
◇本Blogの内容は、個人的見解を記述しています。ご紹介した内容は、個人差があり、何かをあるいは品質を保証するものではありません。お読みいただいた方々が、ご自分にあった温養・養生方法を見つけていただければと思います。