雨や曇りの日。
天気予報によると
七月の日照時間が
極端に少ないそうです。
からりとした天気からほど遠い
蒸し暑い日々。
こんな日は、湿の影響で脾の働きが
低下します。
漢方では、脾が消化吸収を
司ると考えます。
(実際に消化するのは胃で
吸収するのは小腸)
わかりやすくいうと
消化吸収が悪くなる。
消化が悪くなると
食欲が落ちます。
この時期
なんだかあまりお腹が減らないと
感じることありませんか?
食欲がないのは
食べたものが
十分消化されていないため。
また、消化されても
カラダに吸収されない
不要なものは
汗、尿などによって
体外に排泄されます。
ただ、吸収も弱っているため
体内に残ってしまい
むくみなどの原因になります。
カラダがだるい
食欲がないというのは
脾への影響が
出ているためです。
こんな時は
消化の良いものや
利水作用のあるものを
摂るのがいいですね。
この時期の旬な野菜は
きゅうり、冬瓜、トマト、なす
ゴーヤ、スイカなど
瓜系の野菜たちです。
どれも利水作用のあるものです。
カラダの状態に
役立つようなものが
旬になっています。
昔の人は、人間のカラダが
欲しているものをよくわかって
いたのですね。
薬膳養生は
身近な生活に根ざしています。
今回も読んでいただき
ありがとうございました。(人”▽`)☆
◇本Blogの内容は、個人的見解を記述しています。ご紹介した内容は、個人差があり、何かをあるいは品質を保証するものではありません。お読みいただいた方々が、ご自分にあった養生方法を見つけていただければと思います。