ホメオスタシス。
聞いたことありますか?
医学用語で「人体の恒常性」について。
ちょっと難解ですが、簡単に言うと
人のカラダは常に正しい状態を
保とうとするということです。
何か異常が体内で起きても
自発的に修復するための
反応が起こります。
例えば、暖かい部屋から寒い戸外に出ると
寒いと感じます。
そうすると、脳や副腎から
いろいろなホルモンが分泌して
呼吸を早め、脈拍も上がって
体温が上昇します。
自らの力で治癒をしようとする
自然治癒力ですね。
すごいですよね
人間のカラダの仕組みって。
この性質に従って
体内では、ものすごい勢いで
遺伝子の修復システムが
働いているそうです。
がん遺伝子が読み込まれようとしても
ほとんどの場合その遺伝子は
瞬く間に修復され、がんは発生しません。
ただ、一部が修復しきれず
がん細胞が発生します。
ところがここで発生したがんは
速やかに免疫システムが
消去してくれます。
これが健康の状態を作り出しています。
しかし、この修復システムの働きを
阻害するものがあります。
それは、ストレスによる
交感神経の過度の緊張であり
低体温などです。
体温が1度下がると
体を病気から守る免疫機能が
約30%も低下すると言われています。
やはり、ストレス(悪いストレス)や
冷えは難敵なようです。
反対にこれらについて対処できれば
しっかりと体調を整えることが
できるとも言えます。
阻害要因を完全になくすことは
現代の生活では難しいですが
日々の生活の中で軽減させていくことは
可能かも。
このブログでも紹介している
いろいろな養生の方法で
この要因をクリアできるといいですね。
常にリマインドしたい事柄です。
今回も読んでいただき
ありがとうございました。(人”▽`)☆
◇本Blogの内容は、参考図書などを参考に、私的観点より記述されています。
ご紹介した内容は、あくまでも一例となります。お読みいただいた方々が、紹介した内容を参考にして、ご自分にあった養生方法を見つけていただければと思います。