鱈とアサリでカラダ盛返す

烈嵐の日

春には風が強く吹く日が

よくあります。


そんな日は体調がすっきりしません。


疲れがたまっているような

どよーんとしたカラダの重さ。


それに加えて胃の調子もイマイチ。


そういうときは

疲労回復してくれる食事を摂るのが一番。


あたりまえですね。(;^_^A


でもそんな状況だと作るのも面倒だったりして。


そこで、シンプルで疲労回復してくれるもの

見つけました。


「鱈とアサリ、ワカメのオリーブオイル蒸し」

です。

 

鱈は、気と血を補い、疲れ、息切れ

めまいを改善します。

肝の働きもよくしてくれます。


アサリは、カラダの余分な熱をとり

ほてりを鎮めます。

疲労回復や、胸やけ、胃の痛みを

和らげるにも効果的。

また血を補ってイライラ解消にも

効果があります。


二つの食材を重ね合わせることで

うまみと回復効果がより高められます。


レシピもシンプル。


土鍋などに、昆布を入れ

ワカメ、鱈をのせる。


ニンニクをちらし

アサリをのせてから

酒とオリーブ油を回しかける。


蓋をして中火にかけ

湯気がとできてたら火を弱めて 

アサリが口を開き

鱈に火が通ったらできあがり。


滲みでてきたスープも

なんとも美味しい味に。


もちろん、最後に試食が残っています。


作る人あれば、食べる人あり。


我が家で、家内の試食は絶対です。


鱈とアサリとスープを取り皿へ。


まずスープを一口、それから鱈へ

そしてあさり。


一通り食べておもむろに

「しょっぱいね、これ」


はっ、塩加減を間違えたらしい

そしてしっかり塩抜きが

できていなかったようです。


実は味見のときに、あれこれしょっぱいな

と気づいてはいたのですが。。。


海鮮類料理の基本中の基本、塩抜き。

そこができていなかった。

トホホ(;´д`)。


次回がんばります。m(__)m


<今回の食養生点検>

鱈:
気虚、血虚、瘀血によい。五性は平
気と血を補う。肝の働きを高める

アサリ:
陽熱、陰虚によい。気を補う。
五性は寒

ワカメ:
陽熱、気滞によい。五性は寒
カラダにこもった熱を余分な水を
排出。気の巡りをよくする。

気虚によい(気を補う)
血虚によい(血を補う)
気滞によい(気の巡りを良くする)
陰虚によい(陽気を補う)
瘀血によい(血の巡りを良くする)
水滞によい(利水作用がある)
五性平 体を温めるでもなく、冷ますでもない。
      寒熱関係ない。
五性温 体を温める。
五性涼 体を冷やす。
五性寒 体を冷やす
(五性が寒のものでも、加熱しているため体は冷やさないのでOK。)

今回も読んでいただき、

ありがとうございました。(人”▽`)☆

<参考図書:薬膳・漢方 食材&食べ合わせ方手帖 西東社>
<参考図書:12か月の薬膳レシピ 青山有紀 Gakken>