冬の朝、道を歩いていると
日向が恋しくなります。
一方で
陽射しを強く感じるときは
日陰を探します。
どちらも欠かせないもの。
日向があるから、日陰もあるのですね。
これは漢方の陰陽の考え方です。
森羅万象、「陰」と「陽」で
成り立っている。
全てのものに陰と陽があり
人間のカラダも例外ではありません。
陰と陽が
うまくバランスを伴っているときは
健康であり
それが崩れると病が発症します。
陰と陽のバランスを崩さないためには
養生が必要となります。
陰と陽の世界
上と下、左と右
天と地、動と静
昼と夜など(いずれも陰と陽の順)
季節では
春夏は陽が強い季節
秋冬は陰が強い季節
一日で見ると
日の出から日の入りまでが
陽が強く
日の入りから日の出まで
陰が強い時間
どれも一方的というのではなく
強弱を持ちつつ常に変化しています。
白か黒、決まった答えだけではなく
ファジーさも認めていく。
極端ではなく
カラダも日々の生活も
「イイカゲン」をめざす気持ち
それが大切です。
お風呂につかった時の
イイカゲンの気持ちよさ。
養生でもこのイイカゲン(中庸)を
めざしたいです。
今回も読んでいただき、
ありがとうございました。(人”▽`)☆
◇本Blogの内容は、個人的見解を記述しています。ご紹介した内容は、個人差があり、何かをあるいは品質を保証するものではありません。お読みいただいた方々が、ご自分にあった養生方法を見つけていただければと思います。