【夏】の温養な生活
夏は、体内の気や血のめぐりがよくなり、新陳代謝も活発になります。夏の過ごし方が、秋、冬の体調に大きく影響します。
最近の夏は極端な暑さになることが多く、室内、その他の場所で冷房が効きすぎる傾向があります。身体が冷える環境が増えてきているので、より注意が必要です。
体の冷え
猛暑の状況から冷房が至る所でかかっているため、体が冷えやすくなっています。熱中症対策でこまめな水分補強が必要になるりますが、できるだけ常温のものを選ぶようにしたいです。
冷えたものは飲み過ぎないようにします。冷えは体に残り積み重なっていきます。いったん冷えると取り除くのに時間がかかります。
食事
暑さで体内にこもったほてりを、夏野菜や苦味のある食材を食べて冷します。ただし、生野菜の食べ過ぎにも注意です。身体を冷やします。水もできるだけ常温で飲むようにして、アイスクリームもほどほどにしておきます。
夏野菜としては、ウリ科のキュウリ、ナス、冬瓜、スイカなどが代表野菜で、ハトムギ、緑豆などの豆類もよいです。
夏に元気を補う食材では、カボチャ、ニンジン、椎茸、トウモロコシ、ナツメ、雑穀などがおすすめです。
服装
できるだけ直接冷房にかからないようにします。首にはスカーフをまくのもよい方法です。
冷房が効きすぎるところでは下半身が冷えすぎないように注します。
屋外と室内との温度差が激しくなる傾向にあるため、できるだけ服で調整するように工夫したいです。(スカーフ類の持ち歩きは便利です)
運動
猛暑の中での激しい運動は控えたいです。初夏の時期には、体をよく動かしエネルギーを発散させます。夏の暑さが本格的になったら、無理な運動は避け、ストレッチやできる範囲で体を動かし、ほどよい季節を待ちましょう。
◇本内容においては、個人差があり、何かをあるいは品質・効果を保証するものではありません。お読みいただいた方々が、ご自分にあった温養・養生方法を見つけていただければと思います。