2023年 4月  ‘私’が意識するモノ・コト <立夏>

「温養な生活」Onyoh Wayで必要なモノ・コト

立夏の時期に体調を整えるヒント

立夏は、夏の初めを表す二十四節気の一つで、5月5日頃からの時期をさします。春から夏への移り変わりの時期です。気温や温度の変化が激しくて体調を崩しやすいため、体調管理の難しさを感じます。そこでこの時期に体の調子を整えるための手がかりをさがしましょう。自分に合った方法を見つけてください。

体調不良の原因としては
・気温や湿度の変化による体調不良
・不規則な食生活
・疲労やストレスの蓄積
・睡眠不足

気温や湿度の変化に対応する

立夏の時期は気温が上がったり、下がったりと目まぐるしくなります。

温度が下がった場合
・体が冷えないように気をつける
・温かい飲み物を摂る、風呂に浸かる、ストレッチなどで体を温める
・服装の調整(体を冷やさないことに留意)

温度が上がった場合
(体内の水分が失われ、体温調節機能がうまく働くなる)
・熱中症に気をつける
・水分の補給、「少量を、早めに、こまめに」を意識する
・冷たいものの食べ過ぎ飲みすぎに注意(内臓の働きを鈍らせることがある)
・エアコンなどに触れる場合は、体の冷えすぎに注意(首などが冷風に直接あたるのを避ける)
・紫外線も強い季節、紫外線予防は欠かさない(体がまだ夏の体になりきらず強い光に慣れていない)

立夏の時期は汗をかきやすくなります。汗をかくことは以下のような効果があります。
・代謝が促進される
・体内の不要な老廃物や毒素を排出される
・免疫力がアップされる
・体温を調節し、熱中症を予防する

【漢方養生】
陽の気が春よりも一層外へ出ていこうとします。人の気も外へと向かうので活動するのに体が動かしやすくなります。ただし動かしすぎは気の消耗につながるのでほどほどが大切です。

食生活の工夫

立夏の時期は、食欲が低下することがあります。以下のような食べ物を積極的に選ぶのも体調を整える手がかりです。

・旬の野菜や果物を食べる
・底カロリーで栄養価の高い食品を選ぶ(豆腐や海藻など)
※豆腐は、機能性食品としても注目されている。イソフラボンなどの機能性成分
・脂質や糖分の多い食品を控える

立夏の時期は、体に適切な栄養素を与えることが大切です。旬の食材を中心に、バランスの良い食事を心がけましょう。旬の食材は栄養価が高く、体に良い影響をもたらします。

<参照>
5月の旬の食べ物で体調を整える方法(野菜)

ストレスを軽減

暑さや湿気などの影響で、ストレスを感じやすい時期です。また新しい環境や仕事で疲れがたまり始めるのもこの時期。体調不良や病気の原因となります。ストレスを軽減を目指します。

まずは、心を落ち着かせることが大切。身近な方法として呼吸法があります。

当たり前にしている呼吸を意識してみることから始めます。

・腹式呼吸
・鼻を使った呼吸を意識する
・呼吸していることを実感する
・体の緊張を和らげる
・副交感神経を優位にする
・この時期小腸の動きも活発になるため、下腹にある丹田を鍛える

呼吸法を体験会などで実体験するのもよいですし、本を買ってまず自分でやってみるのでもいいです。この機会に呼吸法に慣れて日常の生活に取り込めると、いつでもストレスを感じたときの対処方法として、あるいはストレスを感じにくくさせる方法として、自分なりに活用できます。ストレス軽減の武器になります。

呼吸法で副交感神経を優位にさせてリラックスして体調を整える。体調が不安定になる時期こそ自分にあった方法を見つけるいいタイミングです。さらに自分に磨きをかけましょう。

<参考図書>

・『旬のカレンダー』旬の暮らしを楽しむ会・著(ダイヤモンド社)
・知っておきたい栄養学 白鳥早奈英監修(Gakken)
・二十四節気に合わせ心と体を美しく整える 村上百代著(ダイヤモンド社)
・ハーバード&ソルボンヌ大学 根来教授の超呼吸法 根来秀幸著(KADOKAWA)
・「呼吸法」でガンは流せる 椎名由紀・著(KKロングセラーズ)