2023年 5月 ‘私’が意識するモノ・コト <野菜>

「温養な生活」Onyoh Wayで必要なモノ・コト

5月の旬の食べ物で体調を整える(野菜)

5月は緑の季節。気温も上がり始め新緑が景色を彩り始めます。自然の営みを感じさせるこの時期は、旬の野菜も一際、自然の恵みを与えてくれます。
よく知られているように、旬の食べ物には、その時期に必要な栄養素が豊富に含まれています。体に必要なビタミンやミネラルなどです。それらが体調を整える力を持っています。
今回は5月の野菜編です。

スナップエンドウ

スナップエンドウで体力UP
スナップエンドウはビタミンCや食物繊維が豊富で、疲労回復や腸内環境をの改善に役立ち、コラーゲン生成を促します。また100g中のカロテンの含有量は枝豆の訳2倍で、強い抗酸化作用があります。また水分が多く口当たりがいいため、春の疲れを癒すのに最適です。

【料理】塩茹でしてそのまま食べる。炒め物、和え物などが美味しくいただけます。お勧めは、スナップエンドウと新玉ねぎを炒めて、卵でとじます。味付けは出汁とみりんと醤油です。新鮮なスナップエンドウと新玉ねぎの素の味が引き出されて、うまく卵と絡みます。さっぱりとした味を楽しめます。

<参考>

【代表的な栄養素と機能性成分】
・スナップエンドウの栄誉素:ビタミンC
タンパク質からコラーゲンを合成する。白血球を活性化させて免疫力を高める。
・スナップエンドウの機能性成分:カロテノイド
(βカロテン)緑黄色野菜に豊富で、体内でビタミンAに変わる。強い抗酸化作用。

【薬膳tips】
エンドウマメの食性は平性。生ものは消化しにくい、火を通して食べるのがおすすめ。

新玉ねぎ

新玉ねぎで回復を目指す
新玉ねぎには流加アリルという成分が含まれており、辛味の成分で殺菌作用があります。体内でアリシンに変化し、エネルギー代謝を活性化させます。疲労回復によいとされています。

【料理】
新玉ねぎはそのままサラダにしても美味しいですが、焼き玉ねぎもおすすめです。新玉ねぎを皮をむいて丸ごとアルミホイルで包みます。トースターで10〜15分程度焼いて完成です。新玉ねぎの新鮮さを味わうにはシンプルが一番です。

<参考>

【代表的な機能性成分】 
玉ねぎの機能成分:イオウ化合物
(硫黄化リアル)辛味成分で殺菌作用がある。
(アリシン)疲労回復効果

【薬膳tips】
玉ねぎの食性は温性。気を巡らせ、胃の働きを高める。

ラディッシュ

ラディッシュで彩る
ラディッシュには、ジアスターゼといった消化酵素が含まれており、胃酸過多や胸やけなど解消、胃腸の働きを整えます。またアントシアニンも含まれており、抗酸化作用が期待されます。

【料理】
ラディッシュはサラダやパスタ、酢の物でも楽しめますが、みそ汁に入れても美味しいです。薄目に切り、葉も一緒に入れてあげます。ラディッシュは大根の一種ですが、やわらかいかぶのような触感が味わえます。

<参考>

【代表的な栄養素】 
ラディッシュ(大根として)の栄養素:消化酵素のジアスターゼとカタラーゼ、ビタミンA、ビタミンC(ともに葉)

【薬膳tips】
(大根として)気の巡りを良くし、消化を促進する。

※食物の食性(熱性、温性、涼性、寒性、平性。温熱性を陽、寒涼性を陰に分類):
熱性、温性(体を温める、体の冷えをとる、血流を促す作用)
涼性、寒性(熱を下げる、体を冷やす、利水させる作用)
平性(温める作用も冷やす作用ももたない、食材の中で一番多い)

<参考図書>

・『旬のカレンダー』旬の暮らしを楽しむ会・著(ダイヤモンド社)
・知っておきたい栄養学 白鳥早奈英監修(Gakken)
・二十四節気に合わせ心と体を美しく整える 村上百代著(ダイヤモンド社)
・薬膳食典食物性味表 日本中医食養学会・編著 日本中医学院監修